行けてよかった。 聞けてよかった。
私が見たい世界がそこにあった。 自分を嫌いにならなくてもいい世界。
小さな頃から、みんなごちゃ混ぜの世の中だったら、障害は障害ではなく個性になる。
障害の有無ではなく、 正解不正解ではなく、 評価を気にせず、 対価を気にせず、
どこかでそんなことはやっぱり不可能なのだと思ってた。
できないことを数えるのではなく、
「好きなことはなに?」 「自分でやってみな。」 「何をやっても大丈夫だよ。」
そんな風に小さな頃から言ってもらえたら、どんな世の中になるのだろう。
帽子を被り、ヘットフォンをし、アイマスクをつけ、周りの音、他者の目をシャットアウトしてた人が、やまなみ工房にきたことで安心して、全てを脱いで、素顔になる。 安心して自分が自分でいられる場所。
そしてただただ好きなことをやった結果が作品となる。 みんなが求めるものになる。
でも彼らには評価は関係ない。 ただ好きなことをやれたことが嬉しいだけ。
孫の顔が浮かぶ。
「何が好き?いいからとにかくやってごらん」 無条件に背中を押してあげれるおばあちゃんに、私はなれるかな?
少しでもそんな世の中に近づけるために何が出来るかな。
今後の南砺市が楽しみだ。
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